新築でのエアコン取り付けは、最初がその後を決める

エアコン設置位置

エアコンの設置場所

エアコンを設置する場所に配管をとおす穴(直径65mm程度)の穴があいていない場合には、基本的にエアコン工事業者の方で穴あけ作業を行います。

その配管穴はその時に取り付けるエアコンに合わせて位置が決められるのですが、最初の穴あけ位置をその後のことを考えずに決めてしまうと、数年、十数年後のエアコン買い替えとなった時に問題が出ることがあります。よくあるのが配管穴を高すぎる位置にあけてしまうこと。

エアコンを天井よりに設置すると必然的に配管穴の位置も高くなります(配管穴を表から見えないように設置する場合)。エアコン取り替え時に、最初に取り付けたエアコンより縦幅が広いエアコンを設置しようとすると、新しいエアコンの下っ端より配管穴が高い位置に来てしまうことになり、このまま設置すると水漏れを起こすことになります。

その場合には穴を拡張したり、新たに開け直す必要があり、壁にあく穴が大きくなるだけでなく、場合によってはその作業工賃も別途かかることがあります。最初に天井と5cm以上(現行の機種では)のスペースをとりエアコンを設置すればそのような問題はほとんど起きません。

実際には設置状況的に5cmもスペースをとるのが難しい現場もありますが、確保できるなら色々なメンテナンス上でも確保すべきです。中にはそのようなことを考えず、そのエアコンが設置できる分だけのスペースをとって設置する工事業者もいるので、お客様も着工前にしっかり相談しておきましょう。

配管穴の処理

配管穴あけ位置決め

配管穴も「あければいい」というものではありません。

壁の中の柱や筋交い、ブレス、コンセントへ繋がる電線を切るわけにはいきません。さらに開けた穴にそのまま配管を通せばいいってことでもありません(特に最近の住宅は)。開けた穴には「スリーブ」という筒状のプラスチックを挿入し、外壁との隙間は防水処理を行う必要があります。

実際にはスリーブを挿入されていない、スリーブが入っていても外壁との間に隙間がある現場も多くあります。

夏場のエアコン工事の繁忙期には普段別の仕事をしている方や、数日間の講習を受けただけの業者がお客様の家で工事することも珍しくありません。そのような業者がここまで考えて施工することは稀ですので、お客様ご自身で工事業者を選ばないとエアコンだけでなく、住宅そのものにもダメージが残る可能性があります。

配管カバーのルート

配管ルート決め

新築のお宅ではほとんどのお客様が配管化粧カバーの施工を希望されますが、配管カバーのルートも外観を左右しますので事前にどのようなルートで施工するか決めておきましょう。一度取り付けた後にそのルートを変えたくなり、カバーを取り外すと外壁にビス穴が残り、コーキングしたとしても目立つので、せっかくの新築も台無しです。

エアコン、電気工事、お気軽にご相談を

以上、見てきたように新築時の最初のエアコン取り付け工事はその後のエアコン工事や建物に影響が出るので、エアコンを設置した後のことまで考えなくてはいけません。

もし「職人と直で相談しながらエアコンを取り付けたい」という希望があれば、お気軽にお問い合わせください。職人自ら対応しますので、細かいことまでお話できると思います。

新築での工事は特に「お客様自身で業者を選ぶ」ことが大切です。その一つとして、当社をご検討いただけたらと思います。

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