200Vエアコンの設置は電気工事が伴うことが多い

100Vエアコンと、200Vエアコン

エアコンの設置場所

エアコンはその能力や性能によって電力100V仕様のものと、200V仕様のものがあります。基本的には冷房能力4.0kwが境目で、4.0kwの次に大きい5.6kw以上は200V仕様になります(4.0kwでは100V機種と200V機種が混在します)。

みなさんの家にある冷蔵庫や洗濯機は100V電源で動き、床付近にあるコンセントの電力も基本的に100Vです。。しかし、能力の大きなエアコンやエコキュートなどの大きな電力を要するものは200Vの電源が必要です。

ここで「え、うちって200Vの電源来てるの?」って思われる方も多いはず。実は、200Vの電源はブレーカーで電気の取り方を変えるだけで、100Vから200Vにすることができます。

コンセントの電圧を100Vから200Vにする

電圧変更工事

エアコン設置場所にあるコンセント(エアコン専用コンセント)が100Vの場合には、それに対応するブレーカーの方で作業をし電気の取り方を変えることで200Vにできます(200Vから100Vにすることも可)。電圧を切り替えるだけなら大掛かりな作業ではないので作業費用も4000円〜6000円(コンセントの交換も込み)くらいです。

この時、ブレーカーが100Vと200Vの電圧に対応しているモノでないと、200Vに切り替えることができないので、ブレーカー(全体ではなく、小さな安全ブレーカー1つだけ)を交換しなくてはいけません。基本的にお客様ご自身でそこまで確認できないことも多く、現地で作業員が確認の上、追加工事となることも。費用は当社で3300円(税込)です。

しかし中には、簡単に200Vの電気を取れない住宅もございます。それが単相2線式で配線されている住宅で、築40年以上経っている住宅ではこの配線方式も珍しくありません。

単相2線式の住宅で200Vを取るには幹線工事が必要

幹線工事

今の住宅はほとんどが単相3線式という配線方式で、簡単に言うと、電柱から3本の線で住宅に電気が供給されています。一方、築40年以上の住宅は3本の線ではなく、2本の線で電気が供給されていることがあります。これを単相2線式と言います。

難しい話は省きますが、単相2線式の住宅で200Vの電気を使いたい場合には単相3線式にする工事(これを幹線工事と言います)が必要。電柱からの工事となり、ブレーカー交換も必要になるので費用も10万円以上かかることがほとんどです。

自分の住む家が単相2線式か3線式かわからない方は分電盤をみてください。左側にある大きなブレーカー(主幹ブレーカー)に太い電線が2本しか挿さっていなかったら単相2線式、3本(黒、白、赤)挿さっていれば3線式です。それでもわからない場合には契約の電力会社に聞いてみてください。

なお、幹線工事にそんなにお金をかけたくない場合には200V仕様のエアコンではなく、100V仕様でなるべく能力の大きい機種を選ぶことも選択肢としてご検討ください。

エアコン、電気工事、お気軽にご相談を

以上、200V仕様のエアコンを設置する際には電気工事まで範囲が及ぶことも珍しくありません。なお、これらの電気工事は電気工事士の資格を有する者でないと作業できません。

当社では山梨市、甲府市を中心に100Vエアコンだけでなく、200Vエアコンの工事もお引き受け可能です。候補の一つとして当社をご検討いただけたらと思います。

【対応エリア】

山梨市・甲府市・甲州市・富士吉田市・甲斐市・大月市・都留市・上野原市・南アルプス市・笛吹市・その他その周辺地域

真空引き、配管穴あけ、綺麗な仕上げ

工事詳細をみる

料金表はこちら

よくある質問はこちら

contact

SKエンジニアリング

山梨市甲府市周辺でのエアコン工事・電気工事お気軽にご相談ください