配管化粧カバーの施工はオプション工事

室内配管カバー

エアコンは室内機と室外機を配管でつなげなければいけません。エアコンの設置状況のよってはこの配管が目立ち、「見た目がダサい」というケースもあります。

配管の見た目については、エアコンの性能に影響しないため、工事業者に特別何も注文をしなければ化粧テープで仕上げられます。しかし、「化粧」とついていますが、便宜上そう呼んでいるだけで、ただのテープです。

一戸建てでは、配管穴が室内機裏にあけられるケースがほとんどですので、室内に配管が露出するケースの方が少ないです。しかし、マンションなどの集合住宅ではエアコン設置位置と配管穴に距離があり、室内に配管が長く露出することの方が多いです。また、マンションでは構造上、梁（はり）もあり、クネクネ配管が室内の景観を損ねることもあります。

戸建、マンション問わず、室内に配管が露出し、その外観がきになるようであれば室内配管化粧カバーを設置することもご検討ください。

ここで注意したいは、室内配管カバーは基本的に後付けできないということ。

エアコンを設置した後に「あ、配管カバー付けた方がよかった」と思って業者に依頼する人もいますが、エアコンを一度取り外さなくてはいけないケースも多く（配管交換が必要なケースも多い）、余計なお金がかかります。実際、室内配管カバー後付け料金を聞いて再度検討されるお客様も少なくはありません。

室内配管カバーは特に、エアコン取付時に施工するかしないか決めておきましょう。

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室外配管カバー

室外にも配管カバーを施工できます。室内配管カバーとは異なり、外観だけでなく、直射日光や雨などから配管を保護する役割もあります。ご新築のお宅ではほとんどのお客様が施工を希望されます。

化粧テープで仕上げられた室外配管は日光（紫外線）で数年後にボロボロになることも多く、この劣化が著しいとエアコンの性能に影響が出ることもあります。

室外配管カバーは室内配管カバーと比較すると後付けできるケースは多いですが、それでも後付けが難しいことも少なくはありません。こちらも同じように、エアコン設置時に施工するのがベストです。

配管カバーの再利用について

「エアコン設置場所にすでに配管カバーがついている」「引越し時に前の家で使っていた配管カバーを持っている」などで、エアコン設置時に配管カバーの再利用を希望されるお客様も多くいます。もちろん、対応させていただきますが、状況によって作業工賃がかかりますのでご了承ください。工賃は現場状況ごとに異なりますのでお見積もりさせていただきます。